金属ワッシャー

金属製ワッシャーは、金属をプレスや切削によって加工されたワッシャー(座金)で、金属ワッシャー、丸座金、丸ワッシャーと呼ばれることもあります。
金属製のワッシャーは機械的強度や耐熱性、熱伝導性に優れており、一般的に最も多く使用されているワッシャーです。

平ワッシャーRoHS2対応品

一般的にはワッシャー(座金)といえば平座金を指し、座金(ワッシャー)は薄い円盤状で、中心にねじを通すための穴が空いています。
ねじと被締結物の間に平ワッシャーを挟むことで座面積を拡大し、対象材への面圧を小さくすることで一定の締結力を保ち、ねじの緩み止めや締結面の損傷防止、座面を安定させます。
金属をプレスや切削によって加工された金属ワッシャーは機械的強度や耐熱性、熱伝導性に優れており、一般的に最も多く使用されているワッシャーです。
平座金、丸座金、丸ワッシャー、plain washer(「W」と表記省略される場合もあります)

チタン

リン青銅

スプリングワッシャー(ばね座金)RoHS2対応品

平座金と同様ドーナツ状になっていますが、一部を切断しずらすことによってバネの作用を持たせたものです。
バネの反発力によりねじ山の摩擦を増大させ、ねじの緩みを防止し脱落を防ぎます。
対象材の損傷を防ぐ目的から、ねじ頭部、スプリングワッシャー、平ワッシャー、対象材の順で使用されることが一般的です。
ばね座金、スプリングワッシャ、spring washer(「SW」と表記省略される場合もあります)

ロゼットワッシャー(山形座金)RoHS2対応品

ロゼットワッシャーは別名山形座金と呼ばれ座金中央部分に円錐状の穴が開いており、横から見ると山のような形をしており、ローゼットワッシャー、山形座金、山形ワッシャーとも呼ばれます。
主な役割は平ワッシャーと同じく座面陥没の防止ですが、こちらは皿ネジ専用になっています。
本来、皿ネジを使用する場合は、受け側にテーパー状のザグリが必要ですが、このロゼットワッシャーを用いることで平坦な部分にも皿ネジを使うことができます。